売り買いが交錯したが、最終的に全体相場は小反発。自動車株は高安まちまちとなった。トヨタ自動車が前日比90円高の3760円と上げ、マツダ、富士重工業もしっかり。
いすゞ、日産ディーゼル工業のトラック関連株が堅調。為替円安による業績上方修正期待で乗用車メーカーが人気化してきたが、その流れが波及した格好だ。ディーゼル車の排ガス規制強化で１社当たり200億円程度の研究開発費が必要視されているが、取り立ててマイナス材料とはされなかった。
日産自動車が、利益確定の売りに4円安の879円と続落。三菱自動車工業も2円安と続落した。米国系証券が目標株価を330円前後に設定した模様だが、『パジェロ』の人身事故問題で下げた前日の流れが変わらなかった。ホンダ、スズキもさえない。
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