【株価】海外戦略の積極化が評価されトヨタが上げる

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低株価銘柄には買い戻しが入ったが、全体相場は3日ぶりに小反落。為替の円安基調を受け、自動車株は全面高となった。

トヨタ自動車が、前日比30円高の3050円。来年8月から、オーストラリアでの乗用車生産能力を15%アップする方針。さらに、仏プジョーシトロエンとの合弁工場をチェコに建設することで正式合意した。海外展開の積極化が評価され、持ち合い解消の売りを吸収した格好だ。

トヨタグループの日野自動車工業は、ディーゼルエンジンで初めて排ガス規制値をクリアした中型トラックを発表。株価は4円高の433円と上昇した。

日産自動車が前日比2円高の654円と3日続伸し、ホンダは一時5000円台を回復。スズキが反発し、富士重工業もしっかり。いすゞは買戻しの動きが強まり、7円高の67円と急伸した。

《山口邦夫》

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