98年8月以来の1ドル=127円台に円安が進行したことで、全体相場は小反発。輸出関連株が上げる半面、株価が低位な銘柄は下げる好対照の展開となった。自動車株は、ほぼ全面高。
ホンダが、前日比120円高の4850円と反発。大手経済紙の「2003年から中国での小型車現地生産を開始」との報道を評価した買いが入り、『シビック・ハイブリッド』の発売初日に花を添えた。
日産自動車が市場第9位に出来高を膨らませ、3日ぶりに反発。トヨタ自動車も20円高と小反発した。スズキも反発し、三菱自動車工業が小幅ながら続伸。半面、株価2ケタのいすゞと日産ディーゼル工業は、ともに続落した。