マツダは25日、2003年3月期および今期の連結決算見通しを発表した。03年3月期は新型『デミオ』などの貢献により出荷台数が前期比7%増の101万7000台と好調で、売上高は13%増の2兆3645億円と2桁増収となる。経常利益は2.1倍の407億円、純利益は2.7倍の241億円の見込み。
ダイムラークライスラー日本は、現行型のメルセデスベンツ『Cクラス』の累計生産台数が100万台達成を記念し、Cクラスのセダン、「スポーツクーペ」、『CLK』の新車を対象に特別ファイナンスプログラムを展開する。
ホンダは、4月24日から26日まで、インテックス大阪で開催される福祉機器展「バリアフリー2003」に出展すると発表した。今回、ホンダブースでは、「ファン・フォー・エブリワン・ホンダ」をテーマに、市販予定の介護車『モビリオ・アルマス』と、新開発の手動運転補助装置「ホンダ・パワーテックマチック」の参考出品装着車を展示するとともに、相談カウンターも設置する。
日産自動車が続伸し、日産ディーゼル工業は急反発。大手経済紙で「小型トラックの開発で両社が共同開発する方針」と報じられ、日産が国内生産で2位の座を奪還し、日産ディーゼルが前期業績を増額修正したことも加わり人気を集めた。
日産自動車と日産ディーゼル工業は、小型トラックを共同開発する方向で検討を開始したことを明らかにした。実現すればいすゞ自動車との提携は解消する。日産と日産ディーゼルは、生産台数の少なかった小型トラックの生産を中止して、現在はいすゞから『エルフ』のOEM(相手先ブランドによる供給)を受けてそれぞれで販売している。
日産ディーゼル工業は、2003年3月期連結決算見通しを上方修正すると発表した。業績見通しを上方修正したのは、排ガス規制が施行されるのを前に特需が発生していることや日産自動車向けの売上げが増加したのが主因だ。特別損失に計上する投資有価証券評価損約9億円を吸収して当期損益の赤字が縮小する。
トヨタ自動車が24日発表した3月の生産・販売・輸出実績は、国内生産台数が前の年の同じ月にくらべ、2.4%増の32万2000台となり、2カ月ぶりに前年を上回った。輸出は同3.6%の減少となったものの、国内販売が同8.7%増となった。
トヨタ自動車が24日発表した2002年度の実績は、国内生産・海外生産・輸出・国内販売の全ての指標が、前期にくらべプラスになった。国内生産・国内販売は、2期ぶりに増加した。
三菱自動車は、2002年度の生産・販売・輸出実績を発表した。国内販売は大幅に低迷したが、海外市場に支えられグローバル生産台数は前年度比11.2%増の169万6637台と大幅に伸びた。
日産自動車が発表した3月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産が前年同月比5.7%増の25万4920台となり、13カ月連続で前年を上回った。国内生産は同5.0%増の13万9577台で、13カ月連続でプラスとなった。『ティアナ』や『マーチ』、『キューブ』など、国内向けの新型車が依然として好調だった。