小型トラックの共同開発---日産と日産ディーゼルが検討、いすゞは?

自動車 ビジネス 企業動向

日産自動車と日産ディーゼル工業は、小型トラックを共同開発する方向で検討を開始したことを明らかにした。実現すればいすゞ自動車との提携は解消する。

日産と日産ディーゼルは、生産台数の少なかった小型トラックの生産を中止して、現在はいすゞから『エルフ』のOEM(相手先ブランドによる供給)を受けてそれぞれで販売している。しかし、日産は、中国の東風自動車と提携、中国戦略を強化する方針で、この一環として小型トラックを日産と日産ディーゼルが共同開発し、中国にある東風の工場で生産する方向で検討している。ただ「決まったものは何も無い」(日産ディーゼル・仲村社長)としている。

実現すればいすゞとの提携は解消する見込みだが、いすゞも「日産からは何も聞いていない」(広報部)としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集