トヨタ自動車が24日発表した3月の生産・販売・輸出実績は、国内生産台数が前の年の同じ月にくらべ、2.4%増の32万2000台となり、2カ月ぶりに前年を上回った。輸出は同3.6%の減少となったものの、国内販売が同8.7%増となった。
3月の輸出は、北米・中南米向けが減少した結果、2カ月連続で前年同月を下回った。一方、国内販売は、『カローラ』や新型車『ウィッシュ』などの売れ行きが好調で、大幅な増加になった。
海外生産は、ほぼ全域で前年水準を上回り、前年同月にくらべ12.7%増の20万4000台となり15カ月連続のプラスになった。