トヨタ自動車が24日発表した2002年度の実績は、国内生産・海外生産・輸出・国内販売の全ての指標が、前期にくらべプラスになった。国内生産・国内販売は、2期ぶりに増加した。
国内生産台数は、前期比4.5%増の351万3887台、国内販売は、同1.9%増の171万331台だった。輸出も、同7.5%増の183万5722台となり、4期連続で増加した。国内販売・輸出ともに増加したことから、国内生産が上向いた。
海外生産は、北米・アジア・欧州などで増加し、前期比20.8%増の221万5469台と11年連続の増加となり、過去最高を更新した。世界生産は、同10.2%増の572万9356台となった。