日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会、日本自動車輸入組合が発表した7月の新車販売台数は、前年同月比5.2%減の49万325台と前年同月を下回った。スモールカーシフトで軽自動車販売は順調だったものの、登録車の販売が低迷した。
日本自動車輸入組合が発表した7月の車名別(ブランド別)輸入車新規登録台数によると、トップはフォルクスワーゲン(VW)で、前年同期比4.7%増の4616台だった。2位はBMWが同8.2%減の3090台とマイナスながらランクアップした。
軽自動車業界がまとめた7月の軽乗用車車名別販売台数によると、スズキの『ワゴンR』が20カ月連続でトップだった。ワゴンRは前年同月比2.7%減の2万324台だったが、2位のダイハツ『ムーヴ』が同28.9%減の1万3001台と大幅マイナスだったため。
日本自動車販売協会連合会が4日発表した、7月の乗用車車名別新車販売台数(登録車)は、トヨタの『ヴィッツ』が前年同月にくらべ4.4%減の1万1745台を販売し、3カ月ぶりにトップに返り咲いた。
日本自動車販売協会連合会などが発表した7月のブランド別新車販売台数によると、トヨタ自動車の「レクサス」の販売台数は全車種合計で1468台だった。レクサスの販売計画は月間3000台。1月間平均1850台と計画を下回るレベルで推移。
アウディAGは2006年6月中間期の連結決算が売上高、利益、販売台数、生産台数でプラスとなったと発表した。売上高は前年同期比16.8%増の154億5400万ユーロ、経常利益は同22.4%増の7億3300万ユーロと増収増益だった。
愛知トヨタ自動車(山口直樹会長兼社長)は4日、07年3月期第1四半期業績を発表した。販売台数が伸びものの、利益率の低下や販売費・一般管理費が増加し増収減益となった。
旭テックは、2006年9月中間期の連結決算の業績見通しを上方修正した。売上高は、412億円を予想していたが、430億円に上方修正した。これはトラック、建設機械部品の需要増で、ダクタイル事業、アルミ事業が当初の見通しを上回る、などが理由。
コスモ石油は、2006年9月中間期の連結決算の業績見通しを上方修正した。中間期の業績見通しは、売上高が1兆2300億円を予想していたが、1兆4200億円に上方修正した。原油価格の高騰で、卸価格を引き上げたことから販売価格が上昇した。
ブリヂストンの子会社ブリヂストン・ファイアストン・チリ・エスエー(BFCH)は、チリ・コキンボ工場を今年末に閉鎖すると発表した。生産コストの低い製造メーカーとの競争が激しく、同工場はグローバルでの競争力を失っている。