トヨタ自動車の鈴木武専務は4日、東京で行った第1四半期決算発表の席上、リコール対策の強化など品質に関する今期の費用について「高水準の設備投資に品質対策の費用も計上しており、増加することはない」と述べた。
トヨタ自動車が4日発表した2007年3月期の第1四半期(4−6月期)決算によると、営業利益段階での増益に寄与した「原価改善」は、200億円にとどまった。前期1年間の改善効果1300億円と比べてもスローなペースとなった。
トヨタ自動車は4日発表した2007年3月期の第1四半期(4−6月期)業績が大幅な増益となったものの、通期の予想は5月時点のものを据え置いた。鈴木武専務は「基本的には計画どおり。まだ第1クォーターなので期初の見通しを変えるまでにはいかない」と述べた。
トヨタ自動車が4日発表した2007年3月期の第1四半期(4−6月期)業績は、世界販売が前年同期比7.3%増の209万台と好調だったほか円安効果が寄与、営業利益は26.5%増の5124億円、純利益は39.2%増の3715億円と、いずれも第1四半期では最高となった。
トヨタ自動車が発表した2006年度第1四半期(4−6月期)の連結決算は売上高が前年同期比13.2%増の5兆6381億円、営業利益が同26.5%増の5124億円となり、売上高、利益ともに大幅に伸びた。
自動車業界では自社の知覚価値へのこだわりよりも、何を作る、売る、どこで作る、売るというアプリケーションやプラットフォームへのこだわりを持つ企業が多く、既存のアプリケーションやプラットフォームを活かす場所を探して回るために、方向感や手順がおろそかになりがちなのではないだろうか。
オートバイテルジャパンが発表した7月の新車売れ筋ランキングによると、トップはホンダの新型『ストリーム』だった。2位は前月1位のトヨタ『エスティマ』、3位がトヨタ『ウィッシュ』で、上位をミニバンが占めた。
中古車買取・販売のカーチス(旧ライブドアオート)は、イメージキャラクターに若手俳優の伊藤英明を起用すると発表した。伊藤英明が出演するテレビコマーシャルなどを8月中旬から展開する。
ブリヂストンは、東京都中央区京橋の本社ビル1階のコミュニケーションスペースを改装したと発表した。
トヨタ自動車は3日、国土交通省が先月21日に出した業務改善指示に対する改善状況などの報告を行った。品質改善などのために導入している「総合品質情報システム(TQ-NET)」の情報量や質の向上を図る、など。