トヨタ自動車は、2003年の第37回東京モーターショーで大人気を博したコンセプトカー『PM』を、2004年の第38回東京モーターショーでも引き続き展示(プレスデイ:11月2日、一般公開:3日から7日まで、千葉・幕張メッセ)。
3.6リットルV6、4.6リットルV8 、キャデラック『STS』(12日発表)の2本のエンジンに組み合わされる変速機は、ステアリングシフトスイッチなどで任意にシフトチェンジを行うことができるドイツのZF社製ハイドラマチックAT。
12日に発表されたキャデラック『STS』のエンジンは3.6リットルV6、4.6リットルV8 の2機種。いずれもDOHCで、連続可変バルブタイミング機構を備える。
トヨタ『IMTS』は植物の発芽から着想を得たという、曲面ガラスを多用したきれいなモノフォルム型のバスだが、中身は高度なハイテクマシンだ。自動車業界と政府の産官協同プロジェクトとして推進されているITSについて、トヨタの提案を盛り込んだ。
ホンダが東京モーターショー(11月2日から、千葉県千葉市の幕張メッセ)に出品する2台目の福祉車両コンセプトカーは、『ホンダ・アルマス・コンセプト』。ベースはミニバンの『エリシオン』だ。
スズキは福祉車両として、東京モーターショー(11月2日から、千葉県千葉市の幕張メッセで)3車種を参考出品する。いずれも回転スライドシート車で、車種は『アルト』、パリモーターショーで9月に発表したばかりの新小型車『スイフト』、『MRワゴン』。
三菱自動車が東京モーターショーに出品する『グランディス』は「助手席ムービングシート仕様車」。助手席がスイッチ操作によって回転し、さらに車外にスライドダウンすることで、乗り降りを容易にしている。
新型ホンダ『レジェンド』(7日発表・発売)のエンジンは高精度な空燃費制御、シリンダー直下型触媒などの採用によって、国土交通省の定める2005年排出ガス基準75%低減レベル、いわゆる4つ星を獲得し、第一級の低公害技術をアピールしている。
福祉車両「ウェルキャブ」のラインナップの広さでは定評のあるトヨタ自動車が提案する“新コンセプトの自操式福祉車両”。ベース車両は助手席スライドドアの『ポルテ』で、運転席側もスライドドアを装備した。
トヨタ『レジアス・マイカート・ファクトリー』は『ハイエース』の兄弟モデル、『レジアスエース』をベースに製作された参考出品モデルだ。商用車を使った「遊びのカスタマイズカー」という提案だ。