3.6リットルV6、4.6リットルV8 、キャデラック『STS』(12日発表)の2本のエンジンに組み合わされる変速機は、ステアリングシフトスイッチなどで任意にシフトチェンジを行うことができるドイツのZF社製ハイドラマチックAT。
アメリカンセダンでは珍しい装備だが、ここでもキャデラックのクルマ作りの転換を垣間見ることができる。
0-60マイル/h(0-96km/h)加速は4.6リットルRWDモデルが6秒フラット。旧型『セビルSTS』の6.8秒から大幅に向上し、北米市場最大のライバルであるレクサス『LS430』(日本名トヨタ『セルシオ』)と比べて0.3秒上回る俊足ぶりだ。
4.6リットルAWD、3.6リットルRWDも6秒台と、かなり高レベルの力性能だ。