トヨタが東京オートサロン(14−16日、幕張メッセ)に出展したコンセプトモデルのなかで海外の報道陣の人気を集めていたのが、軽量ミッドシップスポーツ、『MR-S TURBO TUNED by TTE』だ。
スバルは58年に『スバル360』を世に送り出した「軽自動車の老舗」だが、スバルの歴史を見ると軽自動車のラインナップを大きく広げたことはほとんどない。とくに乗用モデルではスバル360以降、車名を変えながら1モデルのみを展開させてきた。
月販目標800台と、まさにプレミアムばりの販売戦略を取るスバル『R1』(12月24日発表、1月4日発売)。車両本体価格120万円台と、決して高いとは言えない価格で勝負をかけるが、これほどの少量生産で採算は取れるのだろうか。
スバルが12月24日に発表した新型軽自動車『R1』。軽自動車枠より10cm以上短い全長を持つ、洒落た内外装のパーソナルコミューターというキャラクターで「スバルの目指す軽自動車のあり方を示す」(塚原穣・常務執行役員)ことを使命としている。
昨今、クルマの環境性能に対するユーザーの関心が高まっているが、スバル『R1』(12月24日に発表、1月4日に発売)はその環境性能に関しても一定水準をクリア。
スバル『R1』の開発においてとくに力が入れられたのは、安全性の確保である。4輪独立サスや大径ホイールがもたらすスタビリティの高さに加え、ABS、EBD、ブレーキアシストなどのデバイスを備え、アクティブセーフティ性能を高めている。
スバル『R1』(12月24日に発表、1月4日に発売)のデザインは、イタリア車を連想させるようなワンモーションフォルムが大いに好評を博したコンセプトカー『R1e』のモチーフをベースとするもの。
スバル『R1』(12月24日発表、1月4日発売)のサスペンションは『R2』とほぼ同一の、前後ストラット式の4輪独立懸架方式。スバルの軽乗用車は92年にデビューした『ヴィヴィオ』以来、4輪独立サスペンションを守り通してきている。
スバルが12月24日に発表(1月4日発売)した新型車『R1』のエンジンは『R2』にも搭載されている「EN07」型直列4気筒DOHC1機種のみ。スペックは最高出力40kW(54ps)/6400rpm、最大トルク63Nm(6.4kgm)/4000rpm。
スバルが12月24日に発表(1月4日発売)した新型車『R1』のパッケージングの特徴は、軽自動車には珍しい2by2シートレイアウトを持つことだろう。