新型スズキ『スイフト』(1日発表発売)は安全性についても、最新のスペックと装備が与えられている。ボディはスズキ独自の軽量衝撃吸収ボディ「TECT」(テクト)。
新型スズキ『スイフト』(1日発表・発売)のエンジンは1.3リットルと1.5リットルの2機種。いずれも直列4気筒で、シリンダーヘッドに可変バルブタイミング機構を装備する。
新型スズキ『スイフト』(1日発表・発売)のサスペンションは前・マクファーソンストラット、後・トーションビーム。全グレードとも、前サスペンションにトーションバー式スタビライザーが装備される。
新型スズキ『スイフト』のアンダーボディは、ほぼ全面的に新設計されたものだ。エンジニアリング面で軽自動車との共通性が目立った旧型スイフトから一転、世界戦略モデルにふさわしい本格的なディメンションが与えられた。
スズキは新型『スイフト』の開発にあたり、ヨーロッパをメインステージとして走行性能の熟成を図った。スズキの開発拠点があるハンガリーのテストコースをはじめ、ドイツのアウトバーンを含む多くの国の高速道路や一般道でも熟成のためのテストを繰り返した。
新型スズキ『スイフト』(1日発表・発売)の国内販売計画は、月3000台。一見少ないように感じられるが、この目標が達成されれば、軽自動車を主力とするスズキにとって、同社史上最大級の成功作となるのだ。
リコール隠しの影響で、展示規模を大幅に縮小した三菱自動車と三菱ふそうバス・トラック。大型車のふそうはわずか3台の展示だが、いずれもモーターショーのために準備した参考出品車だ。
新型スズキ『スイフト』のエクステリアデザインは、2002年にスズキがパリモーターショーに出品したコンセプトカー『コンセプト-S』の発展形だ。スズキの狙いは「力強い走りをイメージさせる安定感に加え、優美さも感じさせるスタイリッシュォルム」。
三菱ふそう『キャンターHEV』(ハイブリッド)は、小型トラックの燃費、排ガス性能向上を狙ったもの。発電機と走行用モーターを兼ねる超薄型ブラシレスモーターを変速機に内蔵し、燃費を30%改善させた。電池はリチウムイオン。
不祥事の影響で展示規模を縮小した三菱ふそうバス・トラック。だが、モーターショーのためにコンセプト・トラックトラクター『FUSO CONCEPT』(ふそうコンセプト)を準備した。