新型スズキ『スイフト』(1日発表・発売)のエンジンは1.3リットルと1.5リットルの2機種。いずれも直列4気筒で、シリンダーヘッドに可変バルブタイミング機構を装備する。
新開発ではないが、大容量樹脂インテークマニホールド、32ビットマイコン、新型触媒の採用により、出力特性、排ガスコントロールなどが向上している。
1.3リットルは旧型スイフトに搭載されていたエンジンの改良型で、出力を増強したもの。スペックは67kW(91ps)/ 6000rpm・118Nm(12.0kgm)/4000rpmで、旧型に比べ最高出力が3psアップし、トルク特性が高回転寄りとなった。
1.5リットルは旧型スイフトスポーツに搭載されていたものの改良型。スペックに変更はなく、81kW(110ps)/6000rpm・143Nm(14.6kgm)/4000rpmを発生する。
駆動方式は全グレードとも、FWDと4WDの2種類。トランスミッションは1.3リットルが5速MTと4速AT、1.5リットルが4速ATのみ。ATには全車、シフト操作を楽しめるゲート式シフトレバーが採用されている。