『タント』の最大のセールスポイントは、軽自動車ながら、小家族ならファーストカーとしても充分に使えるほどの豊かなスペースユーティリティだ。
フランクフルトに続いて東京モーターショーでもお披露目されたスマートの参考出品モデル、スマート『フォアフォア』。日本市場に投入する計画も存在し、時期は2004年後半と予想されている。
スズキブースの隣、シボレーブースに置かれている2台のセダン---『エピカ』と『オプトラ』。スズキはこの両モデルを来年にスズキアリーナ店に投入、拡販を目指すという。エピカは来年後半、オプトラは来年半ば頃とみられている。
ドイツで10月17日に発表されたばかりのVW=フォルクスワーゲン『ゴルフV』の注目度はやはり高い。参考出品となっているが、欧州仕様の市販ゴルフそのままで、日本での市販モデルをイメージするには充分だ。
最高出力626PS(460kW)、最高速度334km/h、0-100km/h加速3.8秒というスーパースペックを誇るメルセデスベンツ『SLRマクラーレン』。その名が示す通りメルセデスがエンジンを供給するF1コンストラクター、マクラーレンの技術協力によって製作されるプレミアムモデルだ。
フォルクスワーゲンがフランクフルトショーで発表した『コンセプトR』は、東京モーターショーでも注目を集めた。
日産がルノーと共同開発中の新型直4エンジンが展示されている。このエンジンは想定排気量1.4〜1.6リットルで、シリンダヘッドに連続可変バルブタイミング機構を備える。Sセグメントのモデルへの搭載を前提。
トヨタはトヨタブースに加えてレクサスブースを設置した。もちろん同社初の試みで、2005年に展開が始まる国内新販売チャネル「レクサス店」のブランドイメージを定着させる目的もあるものと思われる。
1980年代に1リットル3気筒という超小型ディーゼルを実用化、世界から注目されたダイハツが、このモーターショーで乗用車用ディーゼルエンジンの限界といえる660ccディーゼルを出品し、ふたたび話題を集めている。
環境技術というイメージの強いハイブリッドシステムだが、電気モーターは低速トルクの大きさではガソリンエンジンをはるかにしのぐ。その特性を利用してトヨタが製作した電動4WDオープンスポーツモデルが『CS&S』だ。