例年、“動きモノ”が多いことで知られるスバルブース。今回のモーターショーでは現行『レガシィ』の開発担当者がスバルブースに現われ、スバル車開発秘話や自動車開発の哲学について講演を行う。
次期『NSX』のスタディと言われるホンダのコンセプトモデル『HSC』=ハイスピード・コンセプト。マシンを自在に操る感動とスポーツカーの楽しさをあらゆる人に届ける、というのが根本思想だという。
全幅1820mmの車幅に対して全高わずか1250mm。異形の4ドアセダン『KIWAMI』(キワミ、極)はホンダが提案する新時代のプレステージサルーンだ。一般的なLクラスのサルーンに比べて全高を約20cmも低められたのは、ホンダが研究中の新型燃料電池(FC)システムの採用によるところが大きい。
ホンダのハイブリッドシステム「IMA」をさらに改良し、2by2パッケージの軽量エアロダイナミクスボディに搭載したコンセプトモデル『IMAS』が目指すのは“自転車感覚”。
トヨタ『アルファード』、日産『エルグランド』の両Lクラスミニバンに対抗すべく、ホンダが鋭意開発してきた新型ミニバンが、プロトタイプ『ASM』として東京モーターショーにお目見えする。クルーザーのような、外界と隔絶された別世界的居住感を目指しただけに、静粛性や乗り心地の良さ、上質感では絶対の自信を持っているという。
『i』と並んで新開発の軽プラットフォームを活用して作られたコンセプトモデルが、ワンボックスの『SE-RO』(セロ)だ。名前の由来はSecret Room(秘密の部屋)。少年時代の思い出にある“秘密基地”をイメージし、その中で自分だけの時間を過ごすという、プライベート空間の提供がメインテーマだ。
三菱自動車は現在、次世代軽自動車のプラットフォームを鋭意開発中だ。新プラットフォームはアンダーフロアミッドシップレイアウトで、2560mmという1.5リットルクラス並みのロングホイールベースを持つのが特徴だ。『i』は、そのプラットフォームを最大限に活用することを主眼に作られたコンセプトカーである。
『CZ2カブリオレ』は、三菱自動車が2001年の東京モーターショーに出品したスタイリッシュなベーシックカーのコンセプトモデル『CZ』を2ドアオープンボディ化したものだ。リアに向かってウェストラインがダイナミックにキックアップするワンモーションフォルムは2ドアオープンによくマッチしており、ブランニューに見える。
2.0リットルターボのハイパワーオープンスポーツ・コンセプト『ターマックスパイダー』に、新しいドライブコンピュータが装備された。GPSによって走行コースを表示、ラリーで使用されるナビゲーター用コンピュータのように、コーナーのきつさやその後の直線の長さなどをドライバーに伝達する。
『B9スクランブラー』はフルタイム4WDと最低地上高200mmという余裕のロードクリアランスでオンロード、オフロードを問わず爽快なドライビングが楽しめる、オープン2シーターボディのコンセプトカーだ。