4日に発表された新型ホンダ『ライフ』の最大の売りは、居住スペースの広さだろう。有効室内長は2356mmと、旧型比で実に95mmも延長されている。全高が現行比30mmアップの1575mmに拡大されたのにともない、室内高も現行比30mmアップの1285mmとなった。
新型『ライフ』のエンジンは2機種。直列3気筒SOHCで、自然吸気とインタークーラー付きターボがある。自然吸気は最高出力38kw(52ps)、最大トルク61N-m(6.2kgm)、ターボは軽自動車の出力自主規制枠いっぱいの47kw(64ps)、93N-m(9.5kgm)を発生する。
ホンダの衝突安全ボディ「G-CON(Gコントロール)」が新型『ライフ』にも採用される。2002年からホンダ独自の基準を決めて開発、自己保護性能に加え、「相手車両への攻撃性低減」=コンパティビリティとの両立が課題となった。
新型『ライフ』のエクステリアは、端正でありながら随所に挑戦的なデザインを盛り込んだ意欲的なものだ。リッターカー並みの2420mmというロングホイールベースを実現するため、フロントタイヤ、リアタイヤをボディの四隅ぎりぎりに追い込んでいる。