新型『ムーヴ』のインテリアは、質感の高さが自慢だ。厳しいコスト制約の中で、軽自動車のライバルはもちろんのこと、国産リッターカー、さらにはヨーロッパ製の小型車をもしのぐクオリティの実現を目標に開発された。
新型『ムーヴ』のエンジンは3機種。直列4気筒DOHCターボの「JB-DET」(64ps、10.2kgm、10-15モード燃費18.0km/リットル)を筆頭に、直列3気筒DOHCターボの「EF-DET」(64ps、10.5kgm、同19.8km/リットル)、DOHC自然吸気の「EF-VE」(58ps、6.5kgm、同23.0km/リットル)と続く。
ホンダは新型『アコード』とともに、カーナビを利用した双方向情報ネットワークサービス「インターナビ・プレミアムクラブ」をスタートさせた。アコードにオプション設定される音声認識DVDカーナビを装着すると利用できるようになる。購入後3年間は年会費、月々の利用料などは一切かからない。
新型アコードのエンジンは、すべてホンダの新世代直列4気筒ユニットで、シリンダーヘッドに可変バルブタイミング機構i-VTECを持つK型シリーズ。
新型『アコード』でもっともスポーツ性能が高いのは「Euro-R」だ。ホンダのスポーツモデルとしては「TYPE-R」が名高いが、アコードはミドルクラスセダンにふさわしい快適性を持たせるため、サスペンションを極端に締め上げるようなことはせず、名称もEuro-Rとしている。
新型『キューブ』の駆動方式はFFと4WDだが、4WDは一般的なフルタイム4WDではなく、前輪をエンジンで、後輪を電気モーターで駆動するというユニークなものだ。プラットフォームが共通の『マーチ』に設定され、さきに市場に登場している。
安全装備も、SRSカーテンエアバッグシステム、運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステムが全グレードにオプション設定されるなど充実。ブレーキアシスト、電子制御制動力配分システムEBD、ABS、両席エアバッグ、アクティブヘッドレストが全グレードに標準装備だ。
新型『キューブ』のボディサイズは全長3730mm×全幅1670mm×全高1640mm(e・4WD車は1650mm)。マツダ『デミオ』、トヨタ『イスト』、『ファンカーゴ』、『bB』、ホンダ『フィット』といったライバルと比べても、サイズ的には最もコンパクトだ。
新型『キューブ』の外観に、旧型モデルの面影はまったく残っていない。直線基調の2ボックスミニバンであるということだけが受け継がれたポイントだろう。バックドアを思い切った左右非対称デザインとしたところが見る人の度肝を抜く。
ゆったりとしたソファーに座り、お気に入りの家具やオーディオに囲まれながら、自分の部屋でくつろいでいるような感覚……新型キューブのインテリアは“癒し系”だ。シートは分厚いクッションを持ち、座り心地とホールド性を両立させたソファーシート。