【新型日産『キューブ』発表】小さい、軽い、小回り

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【新型日産『キューブ』発表】小さい、軽い、小回り
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新型『キューブ』のボディサイズは全長3730mm×全幅1670mm×全高1640mm(e・4WD車は1650mm)。マツダ『デミオ』、トヨタ『イスト』、『ファンカーゴ』、『bB』、ホンダ『フィット』といったライバルと比べても、サイズ的には最もコンパクトだ。

特筆すべきは小回りの利き。小型ミニバンのライバルの多くが最小回転半径5m以上であるのに対して、キューブはわずか4.4m。e・4WDモデルもフロントサスペンション部分はFFとまったく同じであるため、数値は同じである。車両重量は1060kg(2WD/EX)−1140kg(e・4WD/EX)で、重量面でもライバルに比べて軽く仕上がっている。

ボディはコンパクトだが、室内は広々。寸法的にはボディの大きなライバルに比べてとくに優れているわけではないが、シート配置の最適化、床のフラット化などによって、前方の頭上空間、後席のニールーム寸法など、体感的な広さに関係する部分の寸法はクラストップレベルだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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