【新型ダイハツ『ムーヴ』発表】欧州小型車をしのぐ室内のクオリティ

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【新型ダイハツ『ムーヴ』発表】欧州小型車をしのぐ室内のクオリティ
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新型『ムーヴ』のインテリアは、質感の高さが自慢だ。厳しいコスト制約の中で、軽自動車のライバルはもちろんのこと、国産リッターカー、さらにはヨーロッパ製の小型車をもしのぐクオリティの実現を目標に開発された。

通常モデルは明るい室内色、ドレスアップ仕様であるカスタムシリーズはブラック基調の室内色となるが、基本的な造形は同じだ。大きく弧を描くメータークラスター、ビルトイン形状のオーディオシステムおよび空調パネルなど、モジュール化による精度の高いデザインが与えられている。

エアコンパネルは各種スイッチの大きさを使用頻度に応じて差をつけ、操作性が向上している。メーターも速度計を大型化し、警告ランプ類をすべてブラックアウトするなど、自動車と人間のコミュニケーションのしやすさに重点を置いたデザインがなされている。シートは左右席に一体感を持たせたワイドベンチシートだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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