【新型ホンダ『アコード』発表】エンジン…主力は新開発の2.4リットル

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【新型ホンダ『アコード』発表】エンジン…主力は新開発の2.4リットル
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新型アコードのエンジンは、すべてホンダの新世代直列4気筒ユニットで、シリンダーヘッドに可変バルブタイミング機構i-VTECを持つK型シリーズ。

主力は新開発の2.4リットルで、吸気、排気双方のカムにi-VTECを備える高性能バージョンは147kW(200ps)/6800rpm(4WDは10ps減)、232Nm(23.7kgm)/4500rpmを発生する。このエンジンはセダン、ワゴン共通のもので、ほかにワゴンにはレギュラー仕様の「超-低排出ガス」160ps版が、セダンには「超-低排出ガス」2.0リットル155ps(4WDは152ps)が搭載される。ATはワゴン、セダンの全グレードとも5速ATのみ。

2.4リットルは次期『オデッセイ』など、今後ホンダからリリースされるミドルクラスの新型車への搭載も予定されており、力の入った設計になっている。スロットルはきめ細かいアクセルワークが可能な電子制御スロットルバルブETCS。ETCSは車両姿勢安定装置VSAと連動しており、オーバーステアなどが発生したときは自動的にスロットル開度を減少させ、スピンを防止する。

静粛性対策としてエンジンの振動を抑える2次バランサーも搭載するなど、高性能と快適性を両立させている。10・15モード燃費は200ps版のワゴンで11.4km/リットル、2.0リットルのセダンが13.8km/リットルと、きわめて良好だ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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