環境技術というイメージの強いハイブリッドシステムだが、電気モーターは低速トルクの大きさではガソリンエンジンをはるかにしのぐ。その特性を利用してトヨタが製作した電動4WDオープンスポーツモデルが『CS&S』だ。
1.5リットルガソリンと交流同期モーターをミッドシップ搭載。最高速度205km/h、0-100km/h加速8.5秒という、オープンスポーツとして十分以上の動力性能と、10・15モード燃費でリッターあたり33kmという超低燃費を両立する“夢のモデル”だ。
まだプロトタイプ段階だが、商品化されればパフォーマンス重視のユーザーに受け入れられる素養は十分以上。トヨタのブースのテーマである「環境性能と走りの革新」を体現するモデルと言える。