12日に発表されたキャデラック『STS』のエンジンは3.6リットルV6、4.6リットルV8 の2機種。いずれもDOHCで、連続可変バルブタイミング機構を備える。
鍛造クランクシャフト、ポリマー加工ピストンなどを使用することで、高出力、低騒音、ロングライフ性を実現させている。
3.6リットルはオールアルミの最新モデルで、最高出力189kW(257PS)/6500rpm、最大トルク342Nm(34.8kgm)/3200rpmを発生。1600rpmから5800rpmという広い回転域で最大トルクの90%以上を発生するというフラットトルク型だ。
4.6リットルは旧型『セビル4.6』に積まれていた「ノーススター」V8エンジンの改良版。アルミ製シリンダーブロック、シリンダーヘッドを持つ、軽量・高出力エンジン。スペックは最高出力238kW(324PS)/6400rpm、最大トルク420Nm(42.8kgm)/4400rpmと、セビルに比べて大幅に増強されている。