新型メルセデスベンツ『Cクラス』には、クルマの操縦安定性を電子制御で行うESPが標準装備されている。Cクラスの日本導入に先がけ、ダイムラークライスラー日本は栃木県のサーキット、ツインリンクもてぎを数日間借り切り、徹底的に実走チェックを行ったという。
メルセデスベンツのコンパクトサルーン、新型『Cクラス』のエンジンは、2.0リットル直4・DOHCスーパーチャージャー(184ps/25.5kgm)、2.5リットルV6・ DOHC(204ps/25.5kgm)、3.0リットルV6・ DOHC(231ps/30.6kgm)の3機種。燃料はすべてガソリンだ。
新型Cクラスは旧モデルと同様、比較的高収入のユーザー層向けの小型セダンで、日本においても最量販モデルという位置づけだが、一方で「ユーザーの間口は旧モデルより広げた」(商品企画統括・根來裕二氏)というのも特徴だ。
トヨタのファミリーセダン、新型『プレミオ』『アリオン』。『コロナ』『カリーナ』時代から兄弟関係にある両モデルだが、新型は旧型に比べ、両者の差異は格段に大きくなった。
トヨタのファミリーセダン、新型『プレミオ/アリオン』(4日発売)。旧型がデビューした2001年12月から数えて5年半ぶりのモデルチェンジとなる。フルモデルチェンジはおおむね、新技術投入型と商品力向上型の2つのパターンに大別される。今回のプレミオ/アリオンのフルモデルチェンジの目的は後者。
トヨタの新型ファミリーセダン『プレミオ/アリオン』(4日発表)のプレス向け発表会場でしばしば聞かれたのが、「プレミオはミニクラウンだね」との感想。大型の異形ヘッドランプユニットやグリルの意匠は、トヨタの高級車『クラウン』との類似性を強く感じさせる。
トヨタのファミリーセダン、新型『プレミオ/アリオン』(6月4日発表)のパワートレインは、1.5リットルと1.8リットルの2本立て。旧型に存在した2.0リットルはカタログから落ちたが、今年末には追加ラインナップされることが決まっている。
開発責任者の日高達郎主査は、「プレミオ、アリオンは機能面ではカローラを全面的に上回っていると思っていただいて差し支えありません」と、プレミオ/アリオンの優位性を強調する。
新型レクサス『LS600h』/『LS600hL』(5月17日発売)のエクステリアは、基本的にはノーマルの『LS460』を踏襲しているが、トヨタの他のハイブリッドカーと同様、さまざまな差別化が行われている。
新型レクサス『LS600h/LS600hL』(5月17日発売)のハイブリッド駆動系は、既存のハイブリッド車にない新しいパターンのものだ。レクサスLS600h/LS600hLは、RWD(後輪駆動)を基本としたAWD。