レクサス『GS450h』には数々の先端テクノロジーが搭載されている。まずは豪華装備のバージョンLに標準装備される、ミリ波レーダー方式の「ドライバーモニター付プリクラッシュセーフティシステム」。
レクサス『GS450h』用のハイブリッドシステム「THS II」は、作動原理こそ他の第2世代ハイブリッドと同じだが、ユニットそのものはRWD(後輪駆動)専用に開発されたオールブランニュー。秋に発売を控えるフラッグシップモデル『LS』用ハイブリッドユニットのベースにもなる、きわめて重要なモデルだ。
レクサス『GS450h』の駆動方式はRWD(後輪駆動)のみ。エンジンを発電、駆動の両方に使用するシリーズ・パラレルハイブリッドユニット「THS II」を搭載するモデルでは初のRWDである。
16日に発表されたレクサス『GS450h』の出力はシステムトータルで254kW(345ps)ときわめて強力。排気量は3.5リットルだが、車名の450という数字が示すように、4.5リットルクラスと同等以上のパワーを実現している。
トヨタ自動車は3月16日、日本のレクサスブランドにおけるハイブリッドカー第1号として、レクサス『GS450h』を発表した。トヨタは日本でのレクサス展開を開始した当初から、ハイブリッドテクノロジーをブランドイメージの確立のために活用すると表明していたが、そのプランがいよいよ日の目を見ることになる。
ホンダの新型軽自動車『ゼスト』。ホンダには量販モデル『ライフ』があるため、ゼストはやや冒険的なモデルという位置づけかと思いきや、「冒険のリスクを避け、息長く売れ続けるモデルに仕立てた」(開発責任者・五十嵐則夫氏)という。
ホンダの新型軽自動車『ゼスト』のデザインのベースとなっているのは、04年東京モーターショーに出品したコンセプトカー『PV』だが、一方でディテールを見ると、他メーカーのライバルモデルのデザインを連想させる部分も少なくない。
「最初から軽自動車の車体寸法枠を意識したデザインはやりたくなかった」。ホンダの新型軽自動車『ゼスト』のエクステリアのデザイナー、中井英理氏はデザインの意図についてそう語る。
三菱『i』(アイ)のグレード構成は、ベーシックグレードの「S」(FWD:128万1000円、AWD:140万7000円)、普及グレードの「M」(同138万6000円、151万2000円)、豪華装備の「G」(同149万1000円、161万7000円)の3種類。
プジョー『1007』のサスペンションは、前がマクファーソンストラット式独立、後ろがトーションビームを備えたトレーリングアーム式半独立というシステム構成だ。