新型軽自動車、三菱『i』(アイ。24日発表)のエンジンは、完全な新設計。ダイムラークライスラーグループのサブコンパクトモデル『スマート』の次期モデルにも使用される予定ということで、高速巡航を楽々こなせるだけの性能が与えられている。
三菱の新型軽自動車『i』(アイ)のインテリアは、コンパクトカーのユーザーの取り込みも図っているだけに、軽自動車らしからぬ高い質感を持っている。デザインのコンセプトは「暖かみのあるクールさ」。
サウンドを楽しむためのクルマである新型トヨタ『bB』。室内は、さながらクラブのようなデザイン、演出がなされている。インパネはセンターメーターを中心に、両翼に向かって大きくラウンドしたDJブース風デザイン。その造形はクルマ離れした、大胆きわまりないものだ。
三菱『i』(アイ)は“指名買い”してもらえるクルマを目指したが、現実に購入にさいして競合するモデルは、まずリッターカー以上のコンパクト、軽自動車ではトールワゴンのなかでも静粛性や走行性能に優れるモデル。
新型『MRワゴン』には、2種類のインテリアカラーが用意されている。ややオレンジ味を帯びた明るいブラウンの「アイボリー」と、座面やヘッドレストに濃色ブラウンを使った「マルーン」だ。インテリアの材質は両者共通。
三菱自動車が24日に発表した新型軽自動車『i』(アイ)。アイのポジショニングは、従来の軽自動車とはかなり異なる。端的に言えば、“軽プレミアム”というセグメントの開拓を狙っているのである。
東京オートサロン、三菱自動車ブースの目玉のひとつは新型軽自動車『i』(アイ。24日正式発表)だった。ノーマルモデルのほか、純正ブランドROARのパーツを架装した2種類のコンプリートモデルも展示されていた。
新型トヨタ『bB』(12月26日発表)のDSPのモードも多彩。「Qバージョン」はセンターアームレスト部にもオーディオコントローラーを持ち、マッタリモードでくつろいでいるときも、起き上がることなしにオーディオを操作することが可能だ。
全8色が用意されるエクステリアカラーのテーマは「時の光」だ。「1年、シーズン、1日といった時間の流れのなかで、光はさまざまな表情を見せます。その変化を表現するというのがエクステリアカラーの開発テーマでした」(デザイン・カラー担当山内朋子氏)。
軽自動車業界では、ソリッド塗装の中間色でソフトなイメージを演出するパステルカラーが流行しているが、新型スズキ『MRワゴン』(20日発表)のカラーはすべてクリアコート層を持つメタリック、マイカ、パール系だ。