新型『MRワゴン』のインパネは、機能とデザインを両立させた、お洒落な仕立てとなっているのが特徴だ。メーター部は大径のアナログスピードメーターとシフトインジケーターほかの情報表示液晶パネルで構成される。
新型スズキ『MRワゴン』のメカニズムは、ベースモデルとなった『ワゴンR』とほぼ共通。旧型モデルからシャーシが一新され、走行性能、快適性ともに大幅な向上を果たしたという。
新型トヨタ『bB』(12月26日発表)のハイライトのひとつは、室内をクラブへと早変わりさせる、大迫力サウンドを奏でるサラウンドオーディオだろう。このオーディオが装備されるのは、最上級バージョンの「Z Qバージョン」。
スバルの目玉は、何と言っても新型『インプレッサWRX』のメーカーチューンドモデル『STI S204』だろう。このオートサロンが正式なデビューの場となり、会場では600台のうち製造番号「♯204」をゲットするための抽選エントリーも受け付けられた。
『コルト・バージョンR』は、近日市販が予定されているホットハッチモデルだ。ベースはコルトの1.5リットルターボ。スペックの詳細は公表されていないが、単なるドレスアップ&足回り強化版ではなく、高ブーストをかけることで出力アップが図られているという。
他に例を見ないのは、「マッタリモード」と呼ばれるシートアレンジメント。フロントシートをスライドダウンさせ、目の高さがウインドウ下端よりも低い位置に来るようにアレンジすることで、外界からシャットアウトされる感覚を演出するというもの。
新型トヨタ『bB』(12月26日発表)のボディサイズは全長3800×全幅1690×全高1635mm。設計のベースが『ヴィッツ』からさらに小型の『パッソ』に変更され、寸法そのものも全長が145mmも短縮されるなど、ダウンサイジングを受けた。
展示の軸となるのは新型軽自動車の『i』(アイ)、高速4WDワゴンの『ランサーエボリューションワゴン』、昨年秋に発売されたばかりのSUV『アウトランダー』、そして高出力型ターボエンジンを搭載するホットハッチ『コルト・バージョンR』の4車種だ。
クラブのノリが身上という新型トヨタ『bB』(12月26日発表)だが、走りの性能は決しておろそかにされていない。エンジンは1.5リットル、1.3リットルの2機種で、いずれも1トン強と比較的軽いボディを軽快に走らせるだけの実力を持っている。
新型トヨタ『bB』(12月26日発表)がこれだけ攻撃的なデザインを試みた理由は、やはり“若者たちを刺激する”ため。クルマ離れが著しい若年ユーザーをクルマに振り向かせるためには、少々の冒険的なスタイリングではパワー不足。