シンプルなベーシックカーならではの魅力を前面に出しているダイハツ『エッセ』(12月19日発表)。ドレスアップのためのオプションもシンプルさと楽しさを兼ね備えたものが用意されている。
ダイハツ『エッセ』(19日発表)のグレードおよび価格は、装備充実版で4速ATを装備する「X」が税込み(以下同)92万4000円、中間グレードで3速ATの「L」が82万9500円、ベースグレードで3速ATの「D」が75万6000円。4WDは13万6500円高だ。
シンプルさを前面に出しているダイハツ『エッセ』(19日発表)だが、装備は充実している。燃費スペシャルの「ECO」以外の全グレードにCD-R/RW対応CD、FM/AM付きステレオが標準装備。
新型トヨタ『bB』(12月26日発表)のエクステリアデザインのテーマは「存在感たっぷりのイカツク、妖しいスタイル」。全体的にエッジが強調されたテンションの高いデザインだ。
ダイハツ『エッセ』(19日発表)の車内はとてもシンプルなものだ。インパネは上級グレード「X」と中間グレード「L」が2トーン、ベースグレードの「D」と燃費スペシャルの「ECO」はグレーのモノトーンとなる。
最近の若年ユーザーのクルマ離れは著しい。クルマは走ってナンボという既成概念をくつがえし、クルマ型ミュージックプレーヤー、移動式クラブというコンセプトで、その若年ユーザーたちを刺激するというのがトヨタの狙いだ。
ダイハツ『エッセ』のハイライトのひとつは、カラーコーディネーション。上級グレードの「X」と中間グレードの「L」は、エクステリアとインテリアのカラーがコーディネーションされた「ハーモニーインテリア」。
ダイハツ『エッセ』に搭載される新エンジン「KF-VE」のスペックは、最高出力58ps/7200rpm、最大トルク6.6kgm/4000rpm。トルクは軽自動車用の自然吸気エンジンとしては初めてリッターあたり10kgmの大台を超えた。
ダイハツ『エッセ』(19日発表)に搭載される新開発エンジン「KF-VE」は、ボア(シリンダー内径)×ストローク(行程)が63.0×74.0mm。68.0×60.5mmとショートストロークだった現行「EF」型から一転、超ロングストローク型となった。
ダイハツ『エッセ』(19日発表)に搭載されるエンジンは「KF-VE」型658cc直3DOHCの1機種。このエンジンは完全に新規設計されたもので、今後のダイハツの軽モデルの主軸となるものだ。