ダイハツ『エッセ』のバックドアは大きく傾斜している。最初から少し持ち上げられたような位置で停止するため、軽い力で開くことができ、スイング角度が小さいため、後方のスペースが狭い駐車場などでも開けやすいという。
ダイハツ『エッセ』のデザインを見ると、ボディの四方が上方に向かって強めに絞り込まれており、室内を少しでも広く取ることを至上命題としてきた従来モデルとの思想の違いはかなりハッキリしている。
ダイハツ『エッセ』という車名は英語の「ESSENCE」に由来した造語。この“本質”がそのままエッセのコンセプトとなっている。Eco(エコノミー、エコロジー)、Simple&Smart(シンプル・スマート)、Easy(イージー)の3項目。
19日、ダイハツは新型軽自動車『ESSE』(エッセ)を発売した。スペース重視のミニバンタイプが軽自動車の主流となるなか、ダイハツはこのエッセで軽2ボックスセダン型の魅力をユーザーに訴え、ラインナップに幅を持たせる構えだ。
「伸びやかさを感じさせるには、全長は4.3mは必要」。トヨタの新コンパクトセダン『ベルタ』は室内の広さを売りとしており、正統派セダンを志向している。が、ことデザイン面に関しては、ガチガチの理詰めではない。
「しなやかで美しい、気品が感じられるコンパクトセダンを作りたかった」。トヨタの新コンパクトセダン『ベルタ』を開発した古山淳一氏は語る。
『ベルタ』のエンジンは3種類。FFが「1KR-FE」型1.0リットル直3(71ps、9.6kgm)、「2SZ-FE」型1.3リットル直4(87ps、11.8kgm)のダイハツ製2機種、4WDが「2NZ-FE」型1.3リットル直4(87ps、12.2kgm)のトヨタ製1種となっている。
新型『エクスプローラー』の位置づけはビッグマイナーチェンジモデルだが、エンジニアリングを含め、内容的にはフルモデルチェンジに匹敵する。このまままったく新スタイリングのボディを与えてしまってもいいのではないかと思われるほどだ。
新型となったフォード『エクスプローラー』。左ハンドルのみのラインナップとなった。この措置について、佐藤勝彦社長は「国産SUVにはない左ハンドル仕様とすることで、ブランド力、プレミアム性をアピールしたい」と語った。
新型『エクスプローラー』。日本市場での競合車種は、まず、同じアメリカ車のライバル。が、相手はアメリカ車ばかりではない。エクスプローラーは旧型時代から、日本車と競合することがしばしばあったという。