スバルブースの目玉は、何と言っても新型『インプレッサWRX』のメーカーチューンドモデル『STI S204』だろう。この東京オートサロンが正式なデビューの場となり、会場では600台のうち製造番号「♯204」をゲットするための抽選エントリーも受け付けられた。
前型となる「S203」と同様、専用の大風量タービンやムービングパーツを採用し、バランス取りを徹底させるなど入念に組まれた水平対向エンジンのスペックは、最高出力320ps@6400rpm、最大トルクは前型より1kgmアップの44.0kgm@4400rpm。
足回りはヤマハ発動機が開発した、左右のショックアブゾーバーを連結させて操縦安定性を上げる「パフォーマンスダンパー」を採用し、定評あるハンドリングはさらに進化した。室内も1脚75万円のレカロ製カーボンフレーム式ハーフレザーバケットシートをはじめ、魅力的な装備を満載。