プジョー『1007』のサスペンションは、前がマクファーソンストラット式独立、後ろがトーションビームを備えたトレーリングアーム式半独立というシステム構成だ。
他のプジョーのモデルと同様、乗り心地の良さで世界的に高い評価を受けているプジョー自社製のショックアブゾーバーを使用しており、他社のベーシックカーに対して快適性で差異化を図ろうとしている。また、ハンドリングの軽快さを失わないよう、前サスには大径のアンチロールバーが備えられている。
また、サスペンションの路面追従性を上げるため、ボディ側も前サスのマウント部の剛性を強化している。この補強は路面からの衝撃や騒音の侵入を削減し、乗り心地や快適性を向上させることにも貢献している。