日産自動車は8月6、7日のメディア向け「先進技術説明会&試乗会」において、スーパークリーンディーゼル向けの将来技術、「HC・NOxトラップ触媒」を披露した。
日産自動車は8月6、7両日、マスメディア向けに先進技術説明会&試乗会を開催した。紹介された新技術のなかで、縦列駐車や車庫入れが苦手というドライバーにとって朗報と思われるのは、アラウンドビューモニター(AVM)だろう。
日産自動車の新安全技術「ポップアップエンジンフード」は、今秋発売予定の新型『スカイラインクーペ』に初搭載される歩行者保護技術だ。万一、歩行者をはねてしまったときにボンネットの後端を瞬間的に90mmほど跳ね上げ、歩行者を柔らかく受け止めるというもの。
三菱自動車が次期『ランサーエボリューションX』(ランエボX)向けに開発した新型車両運動統合制御システム「S-AWC」のシステムは、従来型のランエボに搭載されていた、ドライビングを支援するための電子制御システムにアクティブスタビリティコントロール(ASC)を加え、S-AWC ECUでそれらを統合制御するというものだ。
日産の新型バルブコントロール機構「VVEL」は、スロットル弁に依存せずに吸気バルブを制御することでエンジン出力の調整をするという新システムだ。
新型三菱ふそう『スーパーグレート』のエンジンは排気量13リットル級直列6気筒「6M70」系。スペックは320ps・130kgmの「T1」から420ps・185kgmの「T4」までの4種類。
三菱自動車が次期『ランサーエボリューションX』向けに開発した新型機械式自動変速機「ツインクラッチSST」は、マニュアル変速機、トルクコンバーター式オートマチック変速機に比べ、数々の利点を持っている。
日産の新型バルブコントロール機構「VVEL」は、エンジンの発生トルク量を決定する吸気量の調節を、基本的にスロットル弁ではなく、吸気バルブの開閉幅や開閉時間の調節で行うというシステムだ。
三菱ふそうトラック・バスの大型トラック、新型『スーパーグレート』は、ディーゼル車の排ガスに含まれる有害物質、NOx(窒素酸化物)をアンモニアと反応させて窒素と水に還元する尿素SCRを搭載している。
三菱自動車が次期『ランサーエボリューションX』(ランエボX)向けの技術として発表した車両運動統合制御システム「S-AWC」は、オンロード、グラベル(未舗装路)、圧雪路などさまざまな路面において、意のままのハンドリングと圧倒的なスタビリティを実現する、欧州を中心に普及が進んでいるESP(電子制御車両安定プログラム)の一種である。