第40回東京モーターショーの会場において、その静粛性向上技術で注目されているのが、トーヨータイヤのブランドで知られる東洋ゴム工業が神戸大学との産学協同開発で生み出した電磁アクチュエーターだ。
北ホール部品ゾーンの東寄りに、シートメーカーのタチエスと内装メーカーの河西工業が共同ブースを構えている。その中央に置かれているのは、両社およびランプメーカー、市光工業の3社のコラボレーションによる「くつろぎと癒しのインテリアコンセプト」。
幕張メッセ西ホール、小糸製作所の東京モーターショーブースでは、次世代LEDヘッドライトを提案するコンセプトモデルのデモンストレーションが行われていた。
東京モーターショーの企画として、幕張メッセ近隣の幕張海浜公園Gブロック内の特別専用コースにおいて、四輪駆動車での本格的なオフロード走行を体感できる「4×4アドベンチャー同乗試乗会」が実施された。
東京モーターショー、レクサスブースのコンセプトモデル『LF-A』展示スペースでは、最高出力550psとも噂されるLF-AのV型10気筒サウンドの録音が流されている。
幕張メッセ中央モールに設けられた東京モーターショーのオフィシャルドリンクスポンサー、ポッカのPRブースには、東京モーターショー限定、懐かしの名車をプリントしたポッカ缶コーヒー、オリジナルミニカー、ラジコンなどが展示されている。
幕張メッセ西ホールにあるトヨタ系の部品メーカー、東海理化のブースには、2台のシミュレーターが設置されており、人気を博している。2台がシミュレートしているのは、ステアリングに代わる次世代のクルマの操縦装置、つまりマン・マシン・インターフェースだ。
東京モーターショー会場、幕張メッセ北ホールの部品コーナーにある精密加工部品大手、日本精工ブースで、自動車メーカー関係者、来場者を大いに面白がらせているのが「左右独立トロイダルCVT」だ。
東京モーターショー会場・幕張メッセの西休憩ゾーンに設けられた「ライフスタイルパーク」では、連日さまざまなイベントが行われている。なかでも子供たち含め、来場者の注目度が高いのがトライアルデモンストレーションだ。
東京モーターショーのお楽しみのひとつに、ダンスや音楽を使った派手なパフォーマンスがある。ダンサー、振付師、演出家、ミュージシャン、作曲家といったクリエイターにとって、会期が2週間以上にわたる東京モーターショーは、結構大きな発表の場。それだけに思いがけず気合いの入った作品や演技が登場することも。