幕張メッセ西ホールにあるトヨタ系の部品メーカー、東海理化のブースには、2台のシミュレーターが設置されており、人気を博している。2台がシミュレートしているのは、ステアリングに代わる次世代のクルマの操縦装置、つまりマン・マシン・インターフェースだ。
1つは、トヨタブースでのパフォーマンスが好評な『i-REAL』にも使用されている、両手レバー式の操縦装置。東海理化はトヨタのパーソナルモビリティのインターフェースの開発を担当してきたが、i-REALについても同社が手がけた。本物のi-REALには滅多に乗ることはできないが、このシミュレーターに乗れば、新インターフェースも思いのままに体感できるのだ。
もう1台はパドル式インターフェース。レバー方式に比べると、現在のクルマのステアリングに近いフィーリングの操作系だが、ステアリング操作以外の運転操作がパドルにまとめられているなど、未来形をしっかりと示唆。ゲーム世代にとっては、意外に違和感なく使えそう!?