トヨタのファミリーセダン、新型『プレミオ/アリオン』(6月4日発表)のパワートレインは、1.5リットルと1.8リットルの2本立て。旧型に存在した2.0リットルはカタログから落ちたが、今年末には追加ラインナップされることが決まっている。
その2.0リットルエンジンは、旧型の「1AZ-FSE」型2.0リットル直4直噴ガソリンではなく、オールニューの次世代ユニットになるという。
「新型エンジンは極端なパワー志向ではなく、市街地走行や高速巡航でのドライバビリティを向上させるゆとりのパワーと高い燃費性能を両立させた、バランス型のエンジンになります。より高度な走りを求めるお客様向けです」(開発責任者・日高達郎主査)
旧型の1AZ-FSE+CVTの組み合わせは実走行燃費がきわめてよいことで定評があったが、新型エンジンはさらに高次元でウェルバランスされたエンジンとなりそう。今すぐには買い換えないが、そのうち代替えするというユーザーは要チェックだ。