『クラブマン』ではなく『クラブバン』。2013年中に追加されたMINIのバリエーション中、地味ながらもひときわ個性を放つモデルである。
あのBMWがSUV!?……と、軽い衝撃を覚えた初代から数えて早3代目。後発ライバル車も数多く登場したが、全世界で130万台以上を販売したという『X5』が、また新しく生まれ変わった。
2014年モデルの『レンジローバー』のラインアップが改められた。エンジンでは、これまでの5リットルV8に代わり、新たに3リットルのV6スーパーチャージド(340ps/450Nm)を新設定。トランスミッションは副変速機付き8速ATで、JC08モード燃費は8.5km/リットルとなっている。
新型『レンジローバー・スポーツ』のトップモデルがこの「Autobiography Dynamic」だ。シリーズでは唯一の5リットルのV8スーパーチャージド(510ps/625Nm)を搭載。1260万円の価格設定もシリーズ最上位だ。
新車種だった『イヴォーク』が感覚の水先案内人の役を果たしていたせいか、新しい『レンジローバー・スポーツ』のスタイルは、初対面でも違和感はまったくなかった。現行レンジローバーに対しホイールベースは同じだが全長が150mm短く、全高が65mm低いという。
ここ最近のマツダ車の通例で、『CX-5』の搭載エンジン、グレードごとの外観上の差異はごくごく僅か。新設定された「25S Lパッケージ」も、見かけは“見慣れた19インチタイヤ&ホイールの『CX-5』”だ。
試乗車は「G・Aパッケージ」。カスタムではないスタンダードな『N-WGN』のうち、NAモデルの装備内容を充実させたグレードだ。
要するに“直球ど真ん中・最新最強の全部入りKカー”ということらしい。スマートで独創的なイメージのNシリーズ中、もっとも正攻法に徹し、主力車種の責務を背負って登場したのが、この『N-WGN』という訳だ。
10月17日付けの商品改良で、『CX-5』のアルミホイールの塗装色が、同系色ながら“より深みのあるシルバー”に変更された。実にマニアックな外観上の識別点だ。
新型『アクセラ』の1.5リットルエンジン搭載車。その6速MTの“FFのロードスターのような”胸のすく走り、爽快な操縦性はすでにご報告したとおりだ。