ハイブリッドらしからぬハイブリッド。言い換えれば、ごく自然な普通の自動車らしい走りっぷり。リアルな街中や高速道路で試乗した第一印象は、こうだった。
8月19日付けで改良された『ミライース』の変貌ぶりには驚かされた。JC08モード燃費33.4km/ リットル(従来は30.0km/リットル)の低燃費だけではなかったからだ。
その名も『ポロ ブルーGT』。新しくラインアップに追加された最新のポロは、いわば“エコにしてスポーティ”なモデルなのだった。
「ご心配をおかけしたバッテリーの不具合だったが、最終事象が確認できたのでリコールに踏み切り、原因究明もできた」(中尾常務)という三菱『アウトランダーPHEV』。
プレーン方向に回帰? そう感じるボルボの“新しい顔”は、2014年モデルの『V70』にも与えられた。車幅があるだけに、横基調のデザインが、さり気なく映えている。
2014年モデルのボルボ車は、全体で一挙に8モデル中6モデルがフェイスリフト。その変更箇所はトータルで4000以上という。
今年は新型『V40』を投入したばかりのボルボ。その一方で主力車種という『V60』も大幅な商品改良が入った。
8月22日発売開始の、VW『up!』にとって初の限定車。たとえばフィアット『500』がカラフル路線を行くのに対し、モノトーンの“白と黒”でクールに攻めてきたところがドイツのブランドらしい。
販売の現場で最大のライバルは、何とレンジローバー・イヴォークだそう。わかる! ともにジャンルを超えた個性派同士、迷うユーザーが多いのだろう。
今年7月の小改良で、1.3リットルSKYACTIV車に2つの個性が打ち出しの特別仕様車を新(再)登場させた『デミオ』。いずれも欧州コンパクトカーのような、大人のセンスが生かされたモデルなのが注目される。