日本仕様導入段階で、性能の高いエンジンを搭載するのがコチラの『CLA250』だ。2リットルターボに7速デュアルクラッチが組み合わせられ、211ps/35.7kgmのパフォーマンスをもつ。
『300SL』さながらのボンネット上の2つのパワードーム、『A250シュポルト』同様のダイヤモンドグリル……。大胆なフォルムとディテールで、存在感は兄貴分の『CLS』以上かもしれない。
“アングルドストラットグリル”がついただけで“顔”がサマになった。『サファリ』などで見慣れたモチーフを採用した新しい『マーチ』は、それだけより日産車らしく見えるのだから、不思議なものである。
車検証記載の前/後軸重は780/770kg。サスガである。2リットルの4気筒・直噴ディーゼルターボ+8速ATを搭載。けれど走りはあくまでBMW『3シリーズ』なのが、このクルマの見どころだ。
思わず写真に収めたが、テールゲートのガラスハッチが単独開閉可能なのはBMW『3シリーズ ツーリング』の特徴のひとつ。だがヒンジ部分の見るからに堅牢そうな凝った造りは、このクルマがいかに“機能”を大事にしているかを伝えてくる。
テストコースで次々と試乗したプロトタイプだったが、どのクルマも印象はよかった。
搭載エンジンはあの『メガーヌRS(ルノー・スポール)』と同じ。型式=F4R型の2リットルDOHC16バルブツインスクロールターボで、6速MTが組み合わせられる。
ディーゼルが注目を集める『CX-5』。しかしこの7月の改良で、SKYACTIVーG 2.0(ガソリン車)が、JC08モード燃費を0.4km/リットル向上させた。4WD車で16.0km/リットル、2WD車で16.4km/リットル……これが新しい数字だ。
新型フォード『クーガ』の、ところどころエッジを効かせた外観は「あ、クーガだ」とわかるルックス。ラインアップ中唯一の有彩色、撮影車の「ジンジャエール」は、新型のグローバルカラーだそうだ。
もしも既視感があるとしたら、日産『ジューク』あたり? コンセプトカー『デジール』が初出の新デザインテーマをもとに登場した、新型ルーテシアはかなりのチャーミングさだ。