LWB(ロングホイールベース)は言うまでもなく、VIPや然るべき立場のオーナーが後席に収まるための最上級サルーンだ。『XJ』では当然ながら初代モデルから設定があった。
ジャガーのラグジュアリークーペの中核モデルがこの『XKRクーペ』だ。中核といっても搭載エンジンは5リットルのV8・DOHCスーパーチャージャー(510ps/625Nm)を搭載する。
アグレッシブと言われても…と、実は最初は懐疑的だった。けれどジックリと付き合うと「なるほど」と思わせられる仕立てになっていることがわかった。
かつてクラシカルな持ち味で存在感を発揮したジャガー『XJ』。現行モデルでは一転、同クラスのサルーンのなかでも、ひと際モダンで知的な雰囲気をもつ。
「レクサスらしい上質な乗り心地にこだわった」とは、とある開発エンジニアの弁。新型レクサス『IS』に試乗、クルマが走り始めた瞬間から、確かに“それ”は実感できた。
試乗中「こういうクルマのオーナーになってみたかったものだ」と、年に何度か思うことがある。ジャガー『XKポートフォリオコンバーチブル』も、まさしくそう思わせられるクルマである。
ごく個人的な感想だが、同じ派生モデルでも『クロスオーバー』のやや大味に感じる走りっぷりには抵抗感があった。が、『ペースマン』なら、ミニ一族として受け容れてもいい…と思った。
見たこともないい実用車!?『イプシロン』に乗る醍醐味は、まさにそうした希少性が味わえるところにある。
ニー・ロク・キュウ(269万円)の実に意欲的な価格設定が注目の『ボルボV40 T4』。ベースモデルながら「これでいい」ではなく「これがいい」と思わせられるグレード、である。
マイクロコンパクトカーの『スマート フォーツー』。このクルマにこそEV(電気自動車)は適任だろう……の思いは、試乗してみて、確信に変わった。