49度から56度。新型タントのAピラーの角度は、従来型よりさらに立てられた。次回はいっそ90度か…と余談はさておき、拡大傾向の“モアスペース”市場に向け、“空間の広さ”にこだわった結果だ。
プログラム書き換えでエンジン性能が高められる「ポールスターパフォーマンスパッケージ」。該当エンジン搭載の登録後の車両に用意されるパッケージで、予約後ディーラーに依頼、作業時間20分ほどで装着完了という。
“洗練”がコンセプトという、ボルボの「R-DESIGN」。モデルイヤーチェンジで新型となったラインアップのうち『S60 T6 AWD R-DESIGN』は、ときめきのある走りが印象的だ。
AMGの美学と力学を装備…カタログのそんなフレーズにも納得させられた。雰囲気重視のCのクーペなのだろうと思いきや、気骨ある走りに意表を突かれた思いだ。
キドニーグリル、ランプ類を微妙に“違えて”いるのはこれまでどおり。けれど(『3シリーズ』の)セダン、ツーリングなどから独立。『4シリーズ』を名乗り、ラグジュアリー性、パーソナル性をより主張するクーペに仕立てられた。
2013年はCセグメントの輸入車に注目車登場が相次いだ。2月発表のボルボ『V40』もその中の1台。国内の販売も好調とのことで、通例よりかなり早く2014年モデルに切り替わっている。
新型Sクラスに設定されるハイブリッド(HV)は、今回、シリーズのエントリーモデルに位置づけられた。組み合わせられるのはショートボディ(ホイールベース=3035mm)だ。
新旧『Sクラス』の3サイズは、全幅が30mm増えた以外はほぼ踏襲された。ホイールベースはロングボディで新旧同一の3165mm、全長(5250mm)はカタログ数値上、新型が10mm短いほど。クラスのリーダーらしい堅持ぶりだ。
なんてオーセンティックで気骨を感じる“4駆”なのだろう。『ジープ コンパス』に新設定された上位グレードの「リミテッド」に乗った瞬間、そう感じた。
VWの説明では「エッジの立ったザ・ビートルターボ」なのだそう。211ps/28.6kg-mの2リットルTSIを搭載、6速DSGと組みあわせた、よりファンな『ビートル』という訳だ。