ビー・エム・ダブリューは、ジャパンモビリティショー2025において、BMW『M2』のさらなる高性能モデル『M2 CS』を日本初公開した。
同時に注文の受付を、全国のBMW正規ディーラーにおいて開始。日本国内において87台限定での導入となり、納車開始は11月以降を予定している。価格は1488万円からだ。
BMW M社が開発する高性能マシンMモデルには、2つのカテゴリーがある。1つはサーキットでの本格的な走行を可能としたMハイ・パフォーマンス・モデル、もう1つはサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンス・モデル。今回発表のBMW M2 CSは、Mハイ・パフォーマンス・モデルに位置付けられる。
BMW M2 CSのベースとなるBMW M2は、1985年に登場し高性能スポーツ・カーのベンチマークを確立した初代BMW『M3』と、1973年に誕生しそのスポーティで美しいデザインと卓越した運動性能により名を馳せたBMW『2002ターボ』の伝統を引き継ぐ、最もコンパクトなBMW Mモデルだ。
BMW M2は、コンパクトなボディに、直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、セグメント唯一の後輪駆動コンセプトと約50:50の理想的な前後重量配分により、俊敏なハンドリングと卓越したロード・ホールディング性能を実現している。
今回発表のBMW M2 CSは、BMW M2をベースに、約30kgの軽量化、約50hpの最高出力向上および約50Nmの最大トルク向上を実現している。BMW M2 CSのCSは、Competition Sport(コンペティション・スポーツ)の略だ。
デザイン面では、ルーフやトランク・リッドにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用し軽量化を図り、さらに、ドアミラー・キャップ、ディフューザー等にもCFRPを採用することで、存在感を増している。レッド・キャリパーのカーボン・セラミック・ブレーキを装備し、トランク・リッド等のモデル・バッチは、ブラックをベースにレッド・アクセントを利かせることで特別感を演出している。
インテリアにおいては、センター・マーク付きのMアルカンターラ・ステアリング、Mカーボン・ファイバー・トリム、専用CFRP製センター・コンソール、CSロゴ・イルミネーション、前席にMカーボン・バケット・シート等を採用し、レーシング・シーンを彷彿とさせるデザインとした。
ドライビング・ダイナミクス面では、BMW M2に搭載される直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンをベースに、ブースト・アップ等のチューニングを施すことで、BMW M2に比べ、出力を約50PS向上させ最高出力を530PSに、トルクを約50Nm向上させ最大トルクは650Nmにし、さらに、軽量化の実現により、0-100km/h加速は3.8秒を実現している。
シャシーは、BMW M2をベースに、専用のエンジン・マウントの採用、DSC/MDMのセッティング変更、サスペンションをローダウンする等により、サーキットにおける究極のドライビング性能を追求している。










 
           
           
          
 
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
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