トヨタ自動車が豊田自動織機の排出ガス認証不正で出荷停止…ハイエースなど

トヨタ・ハイエース(1GDエンジン搭載)
  • トヨタ・ハイエース(1GDエンジン搭載)
  • トヨタ・ハイラックス(2GDエンジン搭載)
  • ランドクルーザー300(F33Aエンジン搭載)
  • F33Aエンジン

トヨタ自動車豊田自動織機に委託した自動車用ディーゼルエンジン3機種の出力試験で不正があった。豊田自動織機とトヨタ自動車は、対象エンジンの出荷を一時停止し、当局への説明と適切な対応を進める。トヨタ『ハイエース』、『ハイラックス』、『ランドクルーザー300』などが対象だ。

豊田自動織機は1月29日、フォークリフトや建設機械用エンジンの国内排出ガス認証に関する不正行為について、特別調査委員会から報告書を受け取った。さらにこの問題を受け、トヨタ自動車は豊田自動織機から報告を受けた。

調査により、トヨタ自動車が豊田自動織機に委託した自動車用ディーゼルエンジン3機種の出力試験で不正があったことが明らかになった。量産用と異なるECUを使用し、数値のバラつきを抑えて報告していた。該当するエンジンはグローバルで10車種、日本では6車種に搭載されている。ただし、量産品の検証で規準を満たしていることは確認されているため、使用停止の必要はない。

不正行為対象エンジンを搭載する主な車両

1GDエンジン
トヨタ・ランドクルーザープラド(生産終了)
トヨタ・ハイエース
トヨタ・グランエース
マツダ・ボンゴブローニイバン
トヨタ・ダイナ
日野デュトロ

2GDエンジン
トヨタ・ハイラックス

F33Aエンジン
トヨタ・ランドクルーザー300

《レスポンス編集部》

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