メルセデスベンツ GLC 新型、電動化を進めた2世代目…受注を欧州で開始

内燃エンジン搭載車はすべて48Vマイルドハイブリッドに

メルセデスベンツの新しいデザイン言語

「MBUX」インフォテインメントシステムの最新版を採用

メルセデスベンツ GLC 新型
  • メルセデスベンツ GLC 新型
  • メルセデスベンツ GLC 新型
  • メルセデスベンツ GLC 新型
  • メルセデスベンツ GLC 新型
  • メルセデスベンツ GLC 新型
  • メルセデスベンツ GLC 新型
  • メルセデスベンツ GLC 新型
  • メルセデスベンツ GLC 新型

メルセデスベンツは7月14日、新型『GLC』(Mercedes Benz GLC)の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、5万7631ユーロ(約805万円)と発表されている。

◆内燃エンジン搭載車はすべて48Vマイルドハイブリッドに

GLCは、メルセデスベンツの主力SUVのひとつだ。従来型が初代となり、2015年に発表された。車名のGLCとは、『Cクラス』の車格を備えたSUVを意味している。

2世代目となる新型では、内燃エンジン搭載車はすべて、48Vテクノロジーと統合された「スタータージェネレーター(ISG)」を備えたマイルドハイブリッドのみとなる。新型には、最新のメルセデスベンツエンジンファミリーの「FAME(Family of Modular Engines)」の4気筒ユニットが搭載される。これらのエンジンのうち4つは、第2世代のスタータージェネレーターを組み込み、エンジンの低回転域で、モーターのパワーがエンジンをアシストする。

ISGのシステムには48ボルトの電気システムが含まれ、エンジン停止、ブースト、回生などの機能があり、燃料を節約する。さらに、エンジンはISGの助けを借りて、迅速かつ快適に始動する。アイドリング時には、ISGとエンジンがインテリジェントに相互作用し、非常にスムーズな動作を実現するという。

メルセデスベンツ GLC 新型メルセデスベンツ GLC 新型

◆メルセデスベンツの新しいデザイン言語

新型GLCは、表現力豊かでスポーティなデザインとラグジュアリーなインテリアを追求した。新型の全長は4716mmで、従来モデルよりも60mm長い。全幅は1890mmを維持した。トレッドはフロントがプラス6mmの1627 mm、リアがプラス23mmの1640mmに拡大している。

新型には、メルセデスベンツの新しいデザイン言語が採用された。例えばフロントマスクは、グリルにヘッドランプがつながり、ワイドさを強調しているのが新しい。「AVANTGARDE」エクステリアが標準装備されており、クロームウィンドウサラウンドとクロームルックのアンダーガードなど、「クロームパッケージ」が付く。「AMGライン」には、メルセデスベンツの星パターンのフロントグリルが配される。

2分割のテールライトは、立体感のあるデザインでリアのワイド感を強調する。バンパーには、クロームのアンダーガードとクロームルックのテールパイプが配された。前面空気抵抗係数を示すCd値は0.29と、従来型の0.31から向上している。

メルセデスベンツ GLC 新型メルセデスベンツ GLC 新型

◆「MBUX」インフォテインメントシステムの最新版を採用

インテリアは、シートアレンジによって変わるスペースや、多彩な機能の「MBUX」インフォテインメントシステムの最新版を採用した。MBUXは、2つのワイドディスプレイとフルスクリーンナビゲーションを標準装備した最新世代のインフォテインメントシステムだ。

ダッシュボードの上側はウイングのようなデザインで、航空機のエンジンナセルを連想させる丸いノズルが付く。ダッシュボードの下側には、湾曲したセンターコンソールに合わせて、ワイドなトリムエリアが配された。ドライバーの正面には、12.3インチの高解像度LCDディスプレイをレイアウトし、浮いているように見えるデザインとした。ダッシュボード中央には、11.9インチディスプレイを配置。こちらも、浮いているように見えるデザインとした。ダッシュボードと同様、ディスプレイはドライバーに向かってわずかに傾斜している。

荷室容量は、620リットル。従来モデルに対して70リットル増えた。新型には、「EASY-PACK」テールゲートが標準装備されている。ボタンに触れるだけで、テールゲートが開閉できる。イグニッションキーのボタン、運転席ドアのスイッチ、テールゲートのロック解除ハンドルで作動する、としている。


アカデミー 1/72 JU-87G スツーカ AM12450 プラモデル
¥2,691
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

ルール・ザ・ワールド
¥250
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集