スズキは10月7日、『ソリオ』など5車種41万台について、アイドリングストップ後に再始動できないおそれがあるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。
対象となるのはスズキ『ソリオ』『スイフト』『イグニス』『クロスビー』、三菱『デリカ D:2』の5車種で、2015年7月29日~2021年8月5日に製造された41万3891台。
対象車両は、エンジンコントローラの制御プログラムが不適切なため、アイドリングストップ後のISG(モーター機能付発電機)による再始動ができなかった場合、スタータモータでのエンジン再始動に切替える保護機能が働かず、自動でエンジンを再始動できないおそれがある。
改善措置として、全車両、エンジンコントローラの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
不具合は315件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発覚した。