欧州カーオブザイヤー主催団体は1月8日、「欧州カーオブザイヤー2021」(Car of The Year 2021)の最終選考7車種を発表した。 欧州カーオブザイヤーは、今年で34回を数える。欧州の20か国以上、約60名のジャーナリストが、欧州市場で2020年に発売された新型車の中から、ベストな1台を選出する。条件は、欧州の5か国以上で販売されているモデルであること。 欧州カーオブザイヤー2021の最終選考7車種は以下の通り。 ●シトロエンC4 ●クプラ・フォーメンター ●フィアット500 ●ランドローバー・ディフェンダー ●シュコダ・オクタビア ●トヨタ・ヤリス ●フォルクスワーゲンID.3 日本メーカー車では、トヨタの新型『ヤリス』が唯一、最終選考に残った。最初にノミネートされていたトヨタ『MIRAI』新型、『ホンダe』と新型『ジャズ』(日本名:『フィット』に相当)、マツダ『MX-30』は、最終選考に進めなかった。 ドイツ勢では、フォルクスワーゲンの新世代EVの『ID.3』が、最終選考に駒を進めた。新型『ゴルフ』は脱落。メルセデスベンツの新型『CLA』と新型『GLB』、新型『GLS』、新型『Sクラス』、BMWの『2シリーズグランクーペ』と新型『4シリーズ』、アウディの『A3スポーツバック』新型は、最終選考に進んでいない。 その他の欧州勢からは、シトロエンの新型『C4』、ランドローバーの『ディフェンダー』新型、EVになったフィアット『500』新型などが、最終選考に進んでいる。 欧州カーオブザイヤーは前回、プジョー『208』新型が、受賞した。プジョー208新型には、初のEVとして、『e-208』をラインナップする。欧州カーオブザイヤー2020に輝いた新型プジョー208を含めて、2位のテスラ『モデル3』、3位のポルシェ『タイカン』と、上位3車種がEVだった。 なお、欧州カーオブザイヤー2021は、2021年3月1日に発表される予定だ。
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