VWの電動コンパクトSUV、『ID.4』…プロトタイプを発表[動画]

MEBプラットフォームをベースに開発

1回の充電での航続は最大500km

ボイスコントロールによってほぼ全ての機能を操作

フォルクスワーゲン ID.4 のプロトタイプ
  • フォルクスワーゲン ID.4 のプロトタイプ
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フォルクスワーゲン(Volkswagen)は3月3日、新型電動コンパクトSUVとして開発を進めている『ID.4』のプロトタイプを発表した。中止になったジュネーブモーターショーに展示予定だった。

ID.4はフォルクスワーゲンの新世代EVの「ID.」ファミリーの2番目のモデルだ。第一弾は、小型ハッチバックの『ID.3』だった。ID.4は、2017年春に発表されたコンセプトカーの『ID.CROZZ』の市販バージョンとして開発され、フォルクスワーゲン初の本格的な電動SUVになる。

MEBプラットフォームをベースに開発

ID.4は、世界最大の市場セグメントに成長しているコンパクトSUVセグメントに投入するために開発された。ID.3と同様、高い拡張性を持つ「モジュラーエレクトリックツールキット(MEB)」プラットフォームをベースにしている。フォルクスワーゲンによると、ID.4はコンパクトなサイズ、広い室内、スポーティなキャラクター、直感的な操作方法、完全なコネクテッド機能など、ID.ファミリーのすべての長所を備えているという。

ID.4は、力強いスタイル、先進的な機能、ゼロエミッション走行という特長を持つ。車名の数字の「4」は、コンパクトSUVセグメントを代表するニューモデルを意味する。ID.4は、『ビートル』、『ゴルフ』に続いて、フォルクスワーゲンにおける重要な歴史の扉を開いた第3のエポックメーキングモデル、ID.3に続く新型車、との意味が込められた。また、「ID.」とは、インテリジェントなデザイン、アイデンティティ、時代を先取りしたテクノロジーを表している。

1回の充電での航続は最大500km

洗練された空力性能を備えたID.4のエクステリアは、MEBの革新的なアーキテクチャーを表現しているという。短いフロントオーバーハングと長いホイールベースによって、室内には広いスペースが生み出された。ドライバーと乗員は、「オープンスペース」と呼ばれる広々とした明るいスペースで、リラックスすることができる。

ID.4では、数多くのモジュラー駆動コンポーネントを利用することができる。まず初めに、後輪駆動モデルが発売され、その後パワフルな電動4輪駆動モデルが追加される予定だ。

高電圧バッテリーはパッセンジャーセルの下に設置されているため、低い重心とバランスの取れた軸荷重配分を実現した。バッテリーの充電は、AC(交流)、DC(直流)、三相交流で行うことができる。駆動パッケージによっては、1回の充電で最大500km(WLTP計測)を走行することが可能だ。

ボイスコントロールによってほぼ全ての機能を操作

ID.4のコックピットは明確に構造化されており、タッチ機能や日常会話に対応したインテリジェントなボイスコントロールによって、ほぼ全ての機能を操作することができるという。フォルクスワーゲン初の電動SUVは、高レベルの安全テクノロジーと完全なコネクテッド機能を追求している。

また、ID.4は世界で初めて、CO2ニュートラルな方法で生産されるコンパクトSUVになる。ドイツ・ツヴィッカウ工場では、バリューチェーン全体でCO2ニュートラルな方法で生産される。さらに、フォルクスワーゲンの包括的な充電サービスにより、ID.4を再生可能エネルギーで充電することもできる。

なお、ID.4はID.3と同じく、ドイツ・ツヴィッカウ工場で組み立てられる。2020年内に、ヨーロッパで発売される予定だ。

《森脇稔》

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