日産 キックス 米国導入…グローバル小型クロスオーバー

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日産自動車は11月29日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー2017において、『キックス』を米国市場に導入すると発表した。

キックスは、ブラジルなどの南米向けに開発されたコンパクトなクロスオーバー車。世界80か国以上に投入を予定しており、南米に続いて、米国市場に拡大展開される。

キックスの外観には、日産の最新デザイン言語を採用。Vモーショングリルやブーメラン型のヘッドランプ&テールランプを装備した。ウインドウがフロントからサイドにかけて巻き込んだバイザーのように見えるフローティングルーフも特徴になる。

インテリアはクーペのようなルーフラインにも関わらず、後部座席ではクラストップの広さを実現。広い荷室空間も備える。ダッシュボードには、スマートフォン連動型のインフォテインメントが装備されており、7インチのフルカラーディスプレイを中央にレイアウト。

日産の米国市場におけるクロスオーバー車のラインナップには、『ジューク』、『ローグスポーツ』(欧州名:『キャシュカイ』)、『ローグ』(日本名:『エクストレイル』)、『ムラーノ』などがある。キックスは、このクロスオーバー車のモデルレンジを拡充する。

《森脇稔》

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