ビモータなど高級輸入モデルのインポーターとして、またドゥカティやMVアグスタをベースにした独自のプレミアムモデルを製作するビルダーとしても知られる「MOTO CORCE(モトコルセ)」も、カワサキ『Z900RS』のカスタムプロジェクトに参画した。
独自のセンスを武器に、性能と美しさを追求する同社らしい気品漂うシックな一台に仕上がっている。各部にハイクオリティなパーツを贅沢にあしらった“Z9RSC”は、ペイントやグラフィックも高品質。眺めているだけで心躍る。
カーボンブラックをマットとグロスに塗り分けた燃料タンクは、クロームラインを張り込みグロス仕上げ。全身黒の車体にオーリンズの前後サスペンションが金色に輝く。
フルチタン製エキゾーストシステムは今回のために開発されたもので、美しいアールを描くエキパイはノーマルの集合管のイメージをアップデートさせたデザインにしている。センターからサイレンサーエンドにかけてパイプ径が広がっていく設計で、性能と軽さ、見た目の美しさを両立する4-2-1集合だ。
7本スポークのホイールは軽量・高剛性なカーボン製で、サーキット走行にも対応するピレリ・ディアブロスーパーコルサSC1を履く。ブレーキもブレンボ製キャリパーにAlth製ベンチレーテッドタイプのディスクにグレードアップされ、死角は見当たらない。