【東京モーターショー2017】レクサスデザインの可能性と自動運転の近未来…LS+

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LS+と澤プレジデント(東京モーターショー2017)
  • LS+と澤プレジデント(東京モーターショー2017)
  • LS+と澤プレジデント(東京モーターショー2017)
  • レクサス(東京モーターショー2017)
  • レクサス(東京モーターショー2017)
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10月25日、第45回東京モーターショーのプレスデー初日、トヨタ自動車の高級車ディヴィジョン、レクサスがプレスブリーフィングを行った。ブリーフィングの主役は新コンセプトモデル、レクサス『LS+』(プラス)の発表。

社内カンパニー、レクサスインターナショナルの澤良宏プレジデント(統括責任者)は、「これが私たちの考えるレクサスデザインの新たな可能性と、近い将来に実現を目指す最新の自動運転技術を兼ね備えたコンセプトカー」と語った。

目玉は2020年の実装を目指すという、コネクテッド技術を駆使した自動車専用道路での自動運転機能。

「ビッグデータを用いて学習した人工知能によってクルマの認知、判断機能を上げていく。さらに2020年代前半には一般道での自動運転機能『Urban Teammate』を実用化させるべく取り組んでいる。人を中心とした先進技術によって、クルマがドライバーの状態を把握し、サポートすることで、より安心で心地よく運転できるクルマを実現する。そういうわれわれのビジョン、将来性を指し示すモデルがLS+なのです」(澤プレジデント)

トヨタは今年初め、レクサスの新たなタグラインを「EXPERIENCE AMAZING」とすると発表した。「挑戦的なデザイン、すっきりと奥深い走り、匠の技、創造的な先進技術の4つの軸で、驚きと感動の体験をこれからも提供していきたい」(澤プレジデント)。

今回のレクサスブースはクルマだけでなく、ライフスタイル系の展示との併せ技なのが特徴。先端技術がもたらす豊かなライフの一端を垣間見ることができそうだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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