トヨタ自動車は、10月28日から11月8日まで、東京ビッグサイトで開催される「第44回東京モーターショー2015」に、次世代ハイブリッド新型『プリウス』や、コンパクトクロスオーバーコンセプト『C-HR コンセプト』などを出展する。
日本初公開となる新型プリウスは、熱効率を40%以上に高めたエンジン、トランスアクスル、モーター、電池といった各ユニットを軽量・コンパクト化し、優れた低燃費を実現する。また、「TOYOTA New Global Architecture(TNGA)」を初採用。ボディ剛性強化に加え、パワートレーンユニットの低重心・低配置化により、操縦安定性・乗り心地を向上させた。日本市場では2015年末に発売を予定している。
同じく日本初公開のトヨタ C-HR コンセプトは、小柄なボディに優れた環境性能と軽快な走行性能を融合させた新世代コンパクトクロスオーバーコンセプト。小型軽量のハイブリッドシステムを搭載し、低燃費を追求。コンパクトでスピード感あるキャビン形状や、多面体のような精彩で彫りの深いボディなど、トヨタ独自のデザイン表現をさらに進化させた。
また、ライトウェイトスポーツのコンセプトモデル『トヨタ S-FR』を世界初公開する。エンジンをフロントミッドシップに搭載した本格FRレイアウトを採用。最適な重量配分と独立懸架のサスペンションで優れたコーナリング性能を実現する。また、6速MTを搭載し、走る楽しさと操る楽しさを追求した。
そのほか、将来の水素社会における新たな可能性を具現化した燃料電池自動車『トヨタ FCV プラス』、人とクルマ(機械)との関係性を改めて提案するコンセプトカー『KIKAI(キカイ)』、さらに、ロボット宇宙飛行士「KIROBO」のコンパクト版「KIROBO MINI」を世界初披露する。